はまぞう › 技能士のいる時計・眼鏡・補聴器の店 - 「新村時計店」

2009年08月31日

新しいのに懐かしい


先日、クロックの展示会に顔を出してきました。
クロックですので目覚まし時計や掛時計が並んでいたのですが、
その中で目に止まった新製品がありましたので、今回仕入れてみました。
それが写真にある目覚まし時計です。
時計自体は電波時計ではなく、通常のクウォーツ時計仕様です。
文字は大きく太目になっていますのでかなり見やすいと思います。
そしてデザイン的になんとなく懐かしさを感じませんでしょうか?
いえいえ、それだけではありません。
機能的にも今よくあるスヌーズ(止めてもまた鳴る)機能が付いていない
いうなれば寝惚けて止めてしまえば寝坊確定の一発勝負
昔ながらの目覚まし時計なのです。
目覚ましのオン・オフは天頂部の銀色のスイッチのみ!
押して引っ込んでしまえば鳴ることはありませんので、
スヌーズ機能付きの時計のようにスイッチをうっかり切り忘れて、
気が付けば鳴りっぱなしになっているということはありません。

昔に戻って久しぶりに一発起きに挑戦してみるのはいかがでしょうか?
ただし上でも述べましたように、
一回で起きないと後で大変な目にあうかもしれませんのであしからず。  

Posted by 時計屋倅 at 14:19Comments(0)TrackBack(0)時計

2009年08月15日

防水時計とはいうものの

この夏の時期に多くなるのが、腕時計が曇ったと持ち込まれる修理依頼です。
原因としましては、汗をかいたので外してポケットに入れたまま洗濯機で洗ってしまったとか、
水に触っていてうっかり腕を突っ込んでしまったなどがあります。
こういった原因であれば御客様御自身でも仕方がないという自覚をお持ちのことも多いのですが、
時に厄介となるのが防水時計というものです。
3気圧防水・5気圧防水・10気圧防水・20気圧防水などがあり、
それぞれ水深30m・50m・100m・200mの水圧まで耐えられるとされていますが、
この基準もあくまで動きのない静水状態の常温の水という前提があります。
つまり3気圧防水で水深30mまで耐えられるのだから、
洗顔などで手首まで時計ごと水に突っ込んでも大丈夫ということにはなりません。
この点を勘違いされている方が意外に多く、
日常生活で水を使う中やら海・川に遊びに行って、
防水時計なのに水が入ったと言われることも多いのです。
下にメーカーの示すおおよその防水規準を記しますので、参考になさって下さい。
3気圧防水(日常生活防水):
 一時的にかかる水滴(雨や洗顔水などの跳ねた雫程度。)
5気圧防水(日常生活強化防水Ⅰ):
 水仕事や水上スポーツ(強い水流や潜水は不可。)
10気圧防水以上(日常生活強化防水Ⅱ):
 潜水など(スキンダイビング[素潜り]まで。
       スキューバ以上のダイビングには専用時計が必要。)
※何気圧防水であっても、水中での竜頭操作は不可。
 物によってはボタン操作も不可。


さてここでさらに問題になるのが、
上記の条件を守っていたとしても水が入ってしまうことがあることです。
その原因は経年劣化・環境劣化です。
防水機能の要は水道などにも使われているパッキン(ゴムや樹脂製)なのですが、
経年や環境で硬化してしまったり、粘化したりでその機能性を維持できなくなるために起こります。
この2つのうち経年は避けようはありませんが、環境に関して注意できることはあります。
よくあるパターンとしましては、
腕時計をはめたままでお風呂や温泉・サウナに入るというのがありますが、
これは絶対に止めて下さい。
熱と温度差でパッキンだけでなく、機械部分も含めて全体を傷めて劣化させてしまいます。
特に温泉でいろいろな成分が含まれている場合、
腐食などで時計そのものが完全にダメになってしまう場合もあります。
他にドライヤーの熱風を当てたり日中の車内に置きっぱなしなど、
高温にさらすことは避けて下さい。
キーワードとしまして「熱と温度差」で覚えて頂ければと思います。
なおパッキンが正常であっても、
時計のケースそのものの劣化で防水性能を保てない場合もあります

かのタグホイヤーですら10年以上使用された時計はメーカーメンテナンスをした場合であっても、
新品時と同レベルの防水性能の保証は出来ないとの話でしたので、
パッキンばかりが防水不良の原因ではないことも合わせて御記憶頂けたらと思います。

ちなみにパッキンはほとんどの場合、裏ぶたと竜頭・ボタン部分に使われています。
電池交換の際に裏ぶたパッキンは状態を確認して、
問題がなさそうであればグリスアップメンテナンスして戻しておりますが、
竜頭・ボタン部分は分解して確認しているわけではありませんので、
電池交換時に劣化しているかどうかは正直わかりかねます。
この点は御理解頂けますようお願い致します。

最後に防水性能について少々皮肉な話を一つ。
汗やら皮脂やらで汚れてしまった腕時計を裏ぶたを開けて錆を落とし、
パッキン周りまで綺麗にしたところ、急に水が入るようになってしまった。
どうやら裏ぶたの隙間に溜まっていた汚れと錆、劣化したパッキンの合わせ業で、
運良く(?)防水性能を保っていたところを綺麗に掃除してしまったために、
劣化パッキンのみでは水の侵入を防げなくなってしまったという皮肉な話でした。
なお、これは笑い話ではなく、本当にある話ですので御注意を。
ちなみに体験談ではありませんのであしからず。。。  

Posted by 時計屋倅 at 18:14Comments(3)TrackBack(0)時計

2009年07月25日

昔と違い・・・


このところまた人気が出始めている機械式時計ですが、
その中で自動巻き(オートマチック)時計を使用しているのに、
外すと朝までに・しばらくすると止まるということで修理依頼を受けることがあります。
通常使用されている中では内部劣化が起因となっていることが多いのですが、
最近増えているように感じるのがゼンマイの巻上不足というものです。

自動巻き時計は腕にはめていれば自動でゼンマイが巻き上げられる。
これは確かに間違いではないのですが、ここで気を付けて頂きたいのは、
時計を使っている・腕にはめている=腕をよく動かしているではないということです。
自動巻き時計は、はめている腕を(大きめに)動かすことによって錘を回し、
ゼンマイを巻き上げることで時計を動かす機構になっています。
現在は仕事でも書類などはPCのキーボード、車の運転ではオートマ車がほとんどと、
腕を大きめに動かすことが少なくなってきているため、
自分ではしっかり腕を動かしているつもりでも、
実はゼンマイが十分に巻けるほどには動かされていないということがあります。
実際に当店で預かって何日・何度と動作テストをしても止まることはなく、
お客様がお持ちになると数日で朝までに止まってしまうようになるということがありました。
そこでそのお客様にお勧めしたのが、
ウォッチワインダー(自動巻上げ機)です。
これは文字通り、自動で自動巻き時計のゼンマイを巻き上げてくれる機械で、
コンセントからの電源で簡単・手軽に使用できる便利品です。
結果、また止まると持ち込まれることはなくなりました。

ちなみにこのウォッチワインダーは巻上不足を解消するだけでなく、
時々しか自動巻き時計を使われない方も、
使いたい日の前日の夜にセットして動かしておけば、
朝にはゼンマイの巻き上がった状態ですぐに時計を使うことが出来ます。
※わざわざそんなことをしなくても、
 手で巻けば良いと言われる方がいらっしゃるかもしれませんが、
 自動巻き時計のゼンマイを手で巻くことは、負荷の点からあまりお勧めしません。
さらに時計を使う機会が無くて仕舞ったままにされている方も、
オイルの固形化を防ぐ意味で時々時計を動かすことにも役立ちます。

ウォッチワインダーについて疑問な点などがございましたら、
御来店の際にでもどうぞ御遠慮なくお尋ね下さい。  

Posted by 時計屋倅 at 18:02Comments(0)TrackBack(0)時計

2009年07月04日

こんな御洒落はいかが?

眼鏡というものでお洒落を求めるにはフレームのデザインそのもの、
もしくはレンズに色を入れるくらいが通常の範囲ではないでしょうか。
ところがフレームが限定されてしまいますが、もう一つ簡単な方法があります。
糸でレンズを固定しているナイロールと呼ばれるフレームがありますが、
この糸を標準的な透明色からカラー糸にするだけでお手軽なお洒落が出来てしまうのです。



写真のフレームの糸を右目側は透明色、左目側はピンク色にしてあります。
印象がかなり違って見えませんか?
染色されていないレンズであれば薄く色が入っているようにも見えるくらいです。
フレームや染色したレンズの色に合わせたりといろいろ楽しむことも出来ます。
糸の張替えならば新品の眼鏡でなければいけないこともありませんので、
今お使いの眼鏡でもすぐにお楽しみ頂けます。
お手軽にお洒落なワンアクセントを追加してみてはいかがでしょうか。  

Posted by 時計屋倅 at 16:45Comments(0)TrackBack(0)眼鏡

2009年06月26日

眼鏡もまた然り


先日は時計バンドの話をしましたが、今回は関連して眼鏡の話です。
眼鏡は時計以上に日常使用される頻度の高いものの一つであり、
加えて腕時計以上に汗をかきやすい顔に装用するものですから、
傷むのも当然早くなってきます。
特に鼻パッドとテンプル(※1)やモダン(※2)は肌に直接当たる部分だけあって、
真っ先に劣化してきます。
 ※1:一般的につる・足などと言われる部分
 ※2:一般的に足先やカバーと言われる部分
日常的に使う以上、傷みは避けられないことですが、
時計バンドと同じように軽く一拭きして汗や皮脂を拭い取るだけでも、
綺麗に使える期間は多少なりとも長くなります。
ただし、力任せでごしごし擦ってしまうと別の傷みが出てしまいますので、
加減を忘れない様にして下さい。
そして薬品や洗浄器での過剰・頻繁な洗浄も逆に劣化が早まってしまいますので、
こちらもほどほどにする様にして下さい。
  

Posted by 時計屋倅 at 17:45Comments(0)TrackBack(0)眼鏡

2009年06月15日

腕時計バンドの罠?

梅雨というわりには雨の降らない日が続いていますが、
それでもじっとりと暑い日になってきていますね。
こんなときには汗をかきやすいものですが、体の汗は拭いたとしても、
腕時計のバンドにまではなかなか気が回らないのではないでしょうか。
汗に含まれる塩分や皮脂はバンドの傷み・劣化を早めるだけでなく、
実は臭いという隠れた罠があることにはお気づきですか?
腕時計を外した後に手首周りが黒っぽく汚れていたり、
すえた様な臭いがするようであれば、
間違いなくバンドがとても汚れています。
置いている時ではあまり気が付かないかもしれませんが、
腕にはめると体温で温められて、
バンドに潜んでいる汚れや臭いが手首周りに移ってしまうのが原因です。
※汚れが酷い場合にはバンドにカビが発生していることもありますびっくり
そうならないためには
腕時計を外した後にバンドを軽く一拭きして、
汗や皮脂を拭き取るだけでも違ってきますので、
習慣となるように意識するようにしてみてはいかがでしょうか。
せっかく全身を綺麗にしていても、
腕時計のバンドだけが臭っていたなんて画竜点睛を欠かないように、
どうかお気をつけ下さいますよう・・・。  

Posted by 時計屋倅 at 18:02Comments(0)TrackBack(0)時計

2009年06月07日

目を保護しましょう


徐々に日差しが強くなる時期になってきました。
日差しとともに降り注ぐ紫外線は肌はもちろん、
目にもダメージを与える油断のならない存在です。
それが原因の一端となる白内障などはよく知られる症例ですね。
そんな目に対する紫外線対策にお手軽なのはUVカットサングラスです。
強い日差しの眩しさを抑えつつ、
紫外線もカットという一石二鳥な代物ですから、これからの時期にお勧めします。
ちなみに通常のクリアレンズであってもある程度UVカットをしてくれますから、
裸眼のままでいるよりも、眼鏡を掛けていた方が多少なりとも安全度は高かったりします。
もちろんクリアレンズの中でもUVカットコーティングがされていればより効果が高く、
それがUV400という仕様であればさらに効果が高く、
さらにさらにトランジションズレンズという特殊レンズであれば、
紫外線カットだけでなく日常の眩しさまで低減してくれる超高機能仕様になります。
もちろん機能に比例してお値段も高くなってしまうのですが・・・。
ということで一番お手軽でお財布にも優しく、
使い捨て感覚で使える1000円均一サングラスを入荷しました。
全品UVカット仕様品です。
ただし出来は・・・まあ使い捨て感覚で使って頂ければ・・・ですので御了承をicon20
トランジションズレンズやUV400などについて詳しくお知りになりたい方は、
店頭にて御遠慮なく、お気軽に御質問下さい。

※眼鏡・サングラスを掛ければ紫外線を完全に遮断できるというわけではありません。
 この点は御理解頂けますよう、お願い致します。
  

Posted by 時計屋倅 at 17:44Comments(0)TrackBack(0)眼鏡

2009年05月26日

まずは確認を!


目覚まし時計や掛け時計を
「新品の電池を入れても動かない」と修理に持ち込まれることがあります。
原因的には機械部分の油の粘りや電子回路の経年劣化などがあるわけですが、
その他に、ものすご~く単純な原因があります。
それは電池の電圧が低くなっていることです。
ここでミソになるのが「新品の電池を入れた」というお客様の言葉です。
この新品という言葉が意味するのは自宅にあった未使用の電池という意味が多く、
その場合に買い溜めなどでいつ買われた物であるか不明ということが問題なのです。
電池には写真に載せたように使用期限というものが設定されています。
つまり、使用期限を過ぎて電圧低下の起こっている電池を新品と認識して使うために、
本来ならまだ動くはずの時計が動かないという事態になるわけです。
もちろん使用期限が切れた途端に電圧が下がるわけではなく、
新品同様の電圧が残っている場合も多々あります。
しかし異常発熱や液漏れなどの危険性がありますので、
たとえ電圧が残っていたとしても、使用するのは止めて下さい。
時計だけに限ったことではありませんが、
自宅にある電池を使われるときは、安全のためにも先ず使用期限を確認してみて下さい。
ちなみに掛け時計で新品と言われた電池に使用期限1995年の表示があったときには、
思わずひっくり返りそうになってしまいましたicon20  

Posted by 時計屋倅 at 17:06Comments(0)TrackBack(0)時計

2009年05月21日

ぼちぼち復活します

長らく放置icon07状態でしたが、
時計修理技能士2級の資格も伝達式を無事に終えましたので、
ようやくながら復活させて頂くことにしました。
前回の更新の後から今日まで、資格試験の他にもいろいろありまして中々に大変でした。
20年以上昔の時計の修理依頼がまるで順番を待つように入れ替わりに持ち込まれたり、
やたらと手間ばかりかかる修理作業が多かったり、
はっきり言って犯罪レベルの極悪質の最低クレーマーが絡んできたりと、
ストレスの溜まること甚だしく、まあ苦労が続きました。
それでもやっと全てが一段落して、通常の日々らしくなってきたところです。
ああ、でも、今度はブログの更新内容に頭を悩ませることになるのかも・・・icon20  

Posted by 時計屋倅 at 18:19Comments(2)TrackBack(0)雑記

2009年01月12日

遅い挨拶ではありますが


あけましておめでとうございます。
ろくに更新も出来ていないブログではありますが、本年もよろしくお願い致します。
さてさて新年最初の更新はお試し企画として売り出し品の紹介をさせて頂くことにしました。
今回の商品は「メジャーリーグ公認のクロノグラフウォッチ」です。
詳細は画像をクリックして御確認下さい。
種類は「松井秀喜」モデルと「イチロー」モデル各一本再入荷の無い限定入荷品です。
こちらの商品、通常『31,500円(税込)』
期間限定『27,000円(税込)』にて御提供させて頂きます!
さらにブログを見たと伝えて下さった方には、
ここから1,000円値引きの『26,000円(税込)』での御提供とさせて頂きます。
ただし、このブログ値引きは御購入時のみ有効となりますので、どうか御承知おき下さい。  

Posted by 時計屋倅 at 17:50Comments(0)TrackBack(0)時計
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